「富山観光アニメプロジェクト」は、富山県南砺(なんと)市のアニメ制作会社P.A.WORKS(ピーエーワークス)と魚津市在住のアニメクリエイターユニットThe BERICH(ビリッチ)が、「泣かせる富山」をテーマに「立山」「富山湾」「五箇山」の3ヶ所をアニメ化、実写パートを富山テレビ放送株式会社が担当し、「富山の多角的な魅力」を国内及び海外に向けて発信する、経済産業省「平成20年度地域資源活用型新規産業創造事業」です。
富山県の観光地を宣伝すること(地域おこし)を目的として同県のアニメ制作会社ピーエーワークス(以下『P.A.WORKS』)と兄弟クリエイターユニット・TheBERICHが制作したアニメで「富山の魅力」を国内及び海外に発信するプロジェクトである。
2009年10月、デジタルコンテンツ協会の第24回デジタルコンテンツグランプリで、「錦賞」を受賞
富山県の観光地として名高い立山黒部アルペンルート、富山湾、世界遺産に指定された五箇山の合掌造り集落などを題材としている。
アニメ映像に実写のデジタルハイビジョン映像と解説を加えたものが、6編合計30分の番組として発信されている。
プロジェクトのきっかけは、南砺市城端地区を舞台のモデルとしたアニメ『true tears』によって、富山県内を「聖地巡礼」として訪問する若い観光客が増加したことであると報じられている。
『true tears』の制作会社P.A.WORKSも、本プロジェクトに参加している。
日本ではBBTより、2009年6月20日に富山エリアで放送された。
海外では、2009年5月18日に、遼寧省の遼寧電視台の衛星チャンネルを通じて中国全土に放送された